単眼鏡
遠くのものをよく見るためのレンズです。外出のとき街中の標識や看板を見たり、駅やバス停の表示を見るときなどに使用します。学校生活では、黒板の文字を見たりすることによく使われます。様々な倍率、サイズのものがあります。
ルーペ
文字などを大きく見るためのレンズです。紙面において目を近づけて見るルーペ、手に持って見るルーペ、ライトがつくものなどもあり、大きさや倍率も様々です。
拡大教科書
以前は、通常の教科書の文字では見えにくい子ども達のために、保護者や教員、ボランティアが拡大教材を作っていましたが、最近では出版社が拡大教科書を発行しています。文字サイズだけでなく、行間や文字間隔、レイアウトも工夫されています。
傾斜机
弱視の子ども達は、ものをよく見ようとするため顔を机に近づけて読んだり書いたりすることが多くなります。より楽な姿勢でそれができるように、机の天板部分がななめに起き上がるようになっています。角度は段階的に調整できます。
拡大読書器
ビデオカメラとモニターを組み合わせて、拡大した映像を提示する機器です。高倍率の拡大ができ、倍率を変えたり、白黒反転したりしてより見やすくすることもできます。他にも、不要な部分を隠すマスキング機能や、補助線を表示する機能を持ったものもあります。
定規(弱視用)
黒地に白い文字で目盛りが見やすくなっています。15cmのものさしは、0の位置にストッパーが付いているので、線を引くのに便利です。(株)大活字で購入できます。
ブラックノート
白地の紙では光が反射し、まぶしさを感じるという人のための、黒い紙のノートです。白いペンで書きます。コントラストがあるので文字がはっきり見えます。(株)大活字で購入することができます。