本年度も、不審者対策研修を実施しました。
本年度は隣の高等視覚特別支援学校に
不審者が侵入したことを想定し、
本校に入らせないために施錠する箇所や、
幼児児童生徒を避難させる場所を確認しました。
研修前半では、各階に分かれて声を掛け合いながら施錠を行った後、
それぞれの避難場所から
インターフォンで避難が完了したことを連絡しました。
研修後半では、筑紫野警察署の方から
不審者対策についての講話を聞き、演習を実施しました。
演習では、不審者役に対して
それぞれがその場で対応を判断し、さすまたや椅子で対峙しました。
1回目は不審者役を確保することができず・・・
警察署の方からさすまたの指導を受けた後に
もう一度演習を行いました。
2回目は、複数の職員が協力して対峙し、確保することができました。
警察署の方から、不審者の初期対応をする時の注意点として、
・手が届かない距離をとって対応する
・両手に何か持っていないか、ポケットに何かが入っていないか見る
などが挙げられました。
やむを得ず対峙する場合は、
・声を出して人を集める
・武器になるもの(椅子やモップなど)を持って振り回す
・さすまたなどを顔や足元に向ける
・さすまたなどで複数の方向から囲む
などの対応が有効であると教えていただきました。
質疑応答の時間には多くの質問が挙がり、
研修後にも、あちこちで対策について話し合う姿が見られました。
各自が改めて考え、対応の方法を確認する機会となりました。
これからも、学んだことを生かし、
危機意識をもって不審者対策に臨みたいと思います。